“点火器”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ライター80.0%
ライタア20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
気どったようすで扉があいて、ニッカーを穿いた面皰にきびだらけの青二才がはいってきた。点火器ライターをだして金口に火をつけると
金狼 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
私はフト思い付いたことがあって、衣嚢から点火器ライターを取出しました。阿修羅の顔を見ずに別れるということは、命にかけても忍びないことだったのです。
法悦クラブ (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
私は彼女の足を蜥蜴皮リザアの靴と一しょに自動車用毛布モウタア・ラグで包んでから、私の自動車用革外套の襟を立てて、自動車用鳥打帽子のつばを下げて、自動車用ブライアにダンヒルの自動車用点火器ライタアで火をつけた。
踊る地平線:09 Mrs.7 and Mr.23 (新字新仮名) / 谷譲次(著)