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諛
ふりがな文庫
“諛”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
へつら
62.5%
こ
12.5%
おもね
8.3%
へつろ
8.3%
へ
4.2%
へつ
4.2%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
へつら
(逆引き)
鬼王あるいは
諛
(
へつら
)
い、あるいは脅してとうとうヤモリから秘を聞き、一度唱えると天門たちまち大いに開け鬼王帝釈に化けて宮中に入る。
十二支考:08 鶏に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
諛(へつら)の例文をもっと
(15作品)
見る
こ
(逆引き)
その虚栄心や
嫉妬
(
しっと
)
心に
諛
(
こ
)
び、その冷遇をおとなしく甘受し、町の醜聞を、ことにクリストフに関する醜聞を、一々告げ知らした——そんな話なら彼はいつでも不思議なほどよく知っていた。
ジャン・クリストフ:05 第三巻 青年
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
諛(こ)の例文をもっと
(3作品)
見る
おもね
(逆引き)
一依旧様、権門に
媚
(
こ
)
びず、時世に
諛
(
おもね
)
らず、喰えなければ喰えないままで、乞食以下の生活に甘んじ、喰う物が無くなっても人に頭を下げない。
近世快人伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
諛(おもね)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
へつろ
(逆引き)
士
貪
(
むさぼ
)
り民は
盗
(
とう
)
す、争訟やまず、刑罰たえず、
上
(
かみ
)
奢
(
おご
)
り
下
(
しも
)
諛
(
へつろ
)
うて風俗いやし、盗をするも彼が罪にあらず、これを罰するは、たとえば雪中に庭をはらい、
粟
(
あわ
)
をまきて、あつまる鳥をあみするがごとし。
貧乏物語
(新字新仮名)
/
河上肇
(著)
諛(へつろ)の例文をもっと
(2作品)
見る
へ
(逆引き)
平馬は、隠居の赧ら顔が、自分の方へ向けられたので、
漸
(
ようや
)
くほっとして、険のある目元に、急に、
諛
(
へ
)
つらいに似た、微笑さえ浮かべて
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
諛(へ)の例文をもっと
(1作品)
見る
へつ
(逆引き)
其方共
是迄
(
これまで
)
傳吉の證人に
相立
(
あひたち
)
御吟味
(
ごぎんみ
)
の節申口
諛
(
へつ
)
らひなく正直に申上候段
譽置
(
ほめおく
)
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
諛(へつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
諛
漢検1級
部首:⾔
15画
“諛”を含む語句
阿諛
諂諛
謟諛
諛言
諛辞
阿諛者
阿諛追従
直諛
阿諛便佞
阿諛佞奸
阿諛佞弁
諛評
阿諛的
諛墓
阿諛苟合
阿諛諂佞
阿諛謟佞
阿諛軽薄
阿諛迎合
媚諛
“諛”のふりがなが多い著者
ロマン・ロラン
杉山萠円
河上肇
三上於菟吉
作者不詳
南方熊楠
夢野久作
三遊亭円朝
福沢諭吉
ハンス・クリスチャン・アンデルセン