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諛
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こ
ふりがな文庫
“
諛
(
こ
)” の例文
その虚栄心や
嫉妬
(
しっと
)
心に
諛
(
こ
)
び、その冷遇をおとなしく甘受し、町の醜聞を、ことにクリストフに関する醜聞を、一々告げ知らした——そんな話なら彼はいつでも不思議なほどよく知っていた。
ジャン・クリストフ:05 第三巻 青年
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
衆俗に
諛
(
こ
)
びることなき真面目なる研究は、洋の東西を問わず、時の古今を論ぜず、唯純粋に名品の心を学び、己れを築くに謙虚な心構えを以てするということが、何より必要だとしなくてはなるまい。
窯を築いて知り得たこと
(新字新仮名)
/
北大路魯山人
(著)
尋問
(
たづね
)
られしかば憑司はぐつ/\
答
(
こた
)
ふる
樣
(
やう
)
私し少し
間違
(
まちがひ
)
の
儀
(
ぎ
)
にて村の
持山
(
もちやま
)
を
伐
(
きり
)
しゆゑ退役いたし其跡にて傳吉儀役人中へ色々
諛
(
こ
)
び
竟
(
つひ
)
に村長と相成しが傳吉段々
我儘
(
わがまゝ
)
押領
(
あふりやう
)
等の筋之有るやにて又私しへ村長を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
諛
漢検1級
部首:⾔
15画
“諛”を含む語句
阿諛
諂諛
謟諛
諛言
諛辞
阿諛者
阿諛追従
直諛
阿諛便佞
阿諛佞奸
阿諛佞弁
諛評
阿諛的
諛墓
阿諛苟合
阿諛諂佞
阿諛謟佞
阿諛軽薄
阿諛迎合
媚諛