“へつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
50.0%
20.0%
10.0%
10.0%
邊津10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もとより身は黄門こうもんの高貴にあるし、剛愎ごうふくな性情なので、ひとに屈したりへつらうことなど知りそうもないが、若い者たちの心をよく酌んで、稀に
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
三五郎からかりて來て死人のそばおとした故彼等が三五郎と思ひしなり是で好々よし/\ひとり言を云つゝ臺所へ到りアヽはらへつた何ぞないかと其所そこらをさがし何か戸棚より取出して飯櫃めしびつ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
モウ二三にんるまで待つてはられぬ、はらへつたまらぬのぢや——これめしと間違まちがへたとふ話です、其頃そのころ商売しやうばいではなかつたから、其位そのくらゐのものでござりましたらう。
落語の濫觴 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
其方共是迄これまで傳吉の證人に相立あひたち御吟味ごぎんみの節申口へつらひなく正直に申上候段譽置ほめおく
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
かれその先に生れませる神、多紀理毘賣たきりびめの命は、胷形むなかた奧津おきつ一八にます。次に市寸島比賣いちきしまひめの命は胷形の中津なかつ宮にます一九。次に田寸津比賣たぎつひめの命は、胷形の邊津へつ宮にます。