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抱込
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だきこん
ふりがな文庫
“
抱込
(
だきこん
)” の例文
久兵衛が
圍
(
かこ
)
ひ置し女なれば此二人の者出なば如何に
強惡
(
がうあく
)
なる久兵衞にても
最早
(
もはや
)
陳
(
ちん
)
ずる事能うまじと思はれたり然れ共久兵衛は
兎角
(
とかく
)
己
(
おのれ
)
が
命
(
いのち
)
はなき者と思ひしゆゑ百兩の一件は是非々々文右衛門に
負被
(
おつかぶ
)
せ
倶
(
とも
)
に
抱込
(
だきこん
)
で殺す
了簡
(
れうけん
)
なり
然
(
さ
)
る程に藤助並びに妹お民の二人は家主六兵衛差添にて罷り
出
(
いで
)
白洲へ平伏なすにぞ久兵衛是は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
抱
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
込
常用漢字
中学
部首:⾡
5画
“抱”で始まる語句
抱
抱擁
抱一
抱主
抱妓
抱負
抱合
抱茗荷
抱起
抱懐