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かゝへこ
ふりがな文庫
“かゝへこ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
抱込
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
抱込
(逆引き)
頸
(
うなじ
)
から
肩
(
かた
)
と
思
(
おも
)
ふあたり、ビクツと
手応
(
てごたへ
)
がある、ふつと、
柔
(
やはらか
)
く
軽
(
かる
)
く、つゝんで
抱込
(
かゝへこ
)
む
胸
(
むね
)
へ、
嫋
(
たをやか
)
さと
気
(
き
)
の
重量
(
おもみ
)
が
掛
(
かゝ
)
るのに、アツと
思
(
おも
)
つて、
腰
(
こし
)
をつく。
続銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
徳三郎はあわてゝその瓶を
抱込
(
かゝへこ
)
むと、勝造を拂ひ退けて屹となりました。理の當然でもあり、
大店
(
おほだな
)
の支配人の權力で斯う言はれると、叔父でも親類でも、口のきゝやうがありません。
銭形平次捕物控:038 一枚の文銭
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
木尻座
(
きじりざ
)
の
筵
(
むしろ
)
に、ゆたかに、
角
(
かど
)
のある
小判形
(
こばんがた
)
にこしらへて
積
(
つ
)
んであつた
餅
(
もち
)
を、
一枚
(
いちまい
)
、もろ
手
(
て
)
、
前脚
(
まへあし
)
で
抱込
(
かゝへこ
)
むと、ひよいと
飜
(
かへ
)
して、
頭
(
あたま
)
に
乘
(
の
)
せて、
一
(
ひと
)
つ
輕
(
かる
)
く
蜿
(
うね
)
つて、
伸
(
の
)
びざまにもとの
障子
(
しやうじ
)
の
穴
(
あな
)
へ
消
(
き
)
える。
間引菜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
かゝへこ(抱込)の例文をもっと
(3作品)
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