トップ
>
抱朴子
>
ほうぼくし
ふりがな文庫
“
抱朴子
(
ほうぼくし
)” の例文
(『
抱朴子
(
ほうぼくし
)
』に曰く、「『
九鼎記
(
きゅうていき
)
』および『
青霊経
(
せいれいきょう
)
』を案ずるに、ならびにいわく、『人物の死するは、ともに鬼あるなり』」と)
通俗講義 霊魂不滅論
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
それから『
抱朴子
(
ほうぼくし
)
』を読んで、その夢を
祥瑞
(
しょうずい
)
だと思って、蝦蟇の
画
(
え
)
をかき、蝦蟇の彫刻をして人に贈った。これが蟾翁の号の由来である。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
また、
抱朴子
(
ほうぼくし
)
の「
遐覧
(
からん
)
篇」費長房の「歴代三宝記」「老子
化胡経
(
けこきょう
)
」等の仙術神書に関するものも見受けられた。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
『
抱朴子
(
ほうぼくし
)
』内篇四に、山中
寅日
(
とらのひ
)
、自ら虞吏と称するは虎、当路者と称するは狼、
卯日
(
うのひ
)
丈人と称するは兎、西王母と称するは鹿、子の日社君と称するは鼠、神人と称するは
蝙蝠
(
こうもり
)
など多く例を挙げ
十二支考:11 鼠に関する民俗と信念
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
「たしか
抱朴子
(
ほうぼくし
)
にありましたようで」
剣侠受難
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
▼ もっと見る
抽斎は『老子』を
尊崇
(
そんそう
)
せんがために、先ずこれをヂスクレヂイに
陥
(
おとし
)
いれた仙術を、道教の
畛域
(
しんいき
)
外に
逐
(
お
)
うことを
謀
(
はか
)
った。これは早く
清
(
しん
)
の
方維甸
(
ほういでん
)
が
嘉慶板
(
かけいばん
)
の『
抱朴子
(
ほうぼくし
)
』に序して弁じた所である。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
今『
抱朴子
(
ほうぼくし
)
』と題する書によるに
迷信解
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
“抱朴子”の解説
『抱朴子』(ほうぼくし)は、晋の葛洪の著書。内篇20篇、外篇50篇が伝わる。
とくに内篇は神仙術に関する諸説を集大成したもので、後世の道教に強い影響を及ぼした。
(出典:Wikipedia)
抱
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
朴
常用漢字
中学
部首:⽊
6画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“抱”で始まる語句
抱
抱擁
抱一
抱主
抱妓
抱負
抱合
抱込
抱茗荷
抱懐