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朴々
ふりがな文庫
“朴々”の読み方と例文
読み方
割合
ぼくぼく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼくぼく
(逆引き)
いわば人生も生活も技術家としてコースが定められた人たちなので、
朴々
(
ぼくぼく
)
としていずれも
胆汁質
(
たんじゅうしつ
)
の青年に見えた。
金魚撩乱
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
嵯峨の屋は今は六十何歳の老年でマダ健在であるが、あのムッツリした
朴々
(
ぼくぼく
)
たる君子がテケレッツのパアでステテコ気分を盛んに寄宿舎に
溢
(
あふ
)
らしたもんだ。
二葉亭余談
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
どんな感情を示す場合にも野の木のようにどこか
朴々
(
ぼくぼく
)
として簡単に生え切りのところがあり、言葉も、理論や抽象を借りなければ説明し切れないほどの複雑な内容は盛り得ませんでした。
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
朴々(ぼくぼく)の例文をもっと
(3作品)
見る
朴
常用漢字
中学
部首:⽊
6画
々
3画
“朴々”で始まる語句
朴々乎
“朴々”のふりがなが多い著者
内田魯庵
岡本かの子