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朴念仁
ふりがな文庫
“朴念仁”の読み方と例文
読み方
割合
ぼくねんじん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼくねんじん
(逆引き)
この点で科学者は、普通の頭の悪い人よりも、もっともっと物わかりの悪いのみ込みの悪い
田舎者
(
いなかもの
)
であり
朴念仁
(
ぼくねんじん
)
でなければならない。
科学者とあたま
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
そっくり返せというのは、こちとらにはねえ仁義だ。
巫山戯
(
ふざけ
)
た事を言やがると、彦兵衛だろうが
朴念仁
(
ぼくねんじん
)
だろうが、勘弁しねえぞ
銭形平次捕物控:075 巾着切りの娘
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
「婿には多い型だが、それに輪を掛けたような好人物で、もちろん女を扱うこつなんぞはまるっきり知らない、つまり
朴念仁
(
ぼくねんじん
)
というやつです」
五瓣の椿
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
朴念仁(ぼくねんじん)の例文をもっと
(18作品)
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“朴念仁”の意味
《名詞》
朴 念 仁(ぼくねんじん)
理解の悪い人。無口で愛想のない人。
転じて、自身が目の前にいる人から思慕の念を寄せられている事に気付かない鈍感な人。
(出典:Wiktionary)
朴
常用漢字
中学
部首:⽊
6画
念
常用漢字
小4
部首:⼼
8画
仁
常用漢字
小6
部首:⼈
4画
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朴念人
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