“朴念人”の読み方と例文
読み方割合
ぼくねんじん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
面胞にきびだらけの小汚こぎたない醜男ぶおとこで、口は重く気は利かず、文学志望だけに能書というほどではないが筆札だけは上手じょうずであったが、その外には才も働きもない朴念人ぼくねんじんであった。
三十年前の島田沼南 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
相手は朴念人ぼくねんじんだ。
中山七里 二幕五場 (新字新仮名) / 長谷川伸(著)