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木念人
ふりがな文庫
“木念人”の読み方と例文
読み方
割合
ぼくねんじん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼくねんじん
(逆引き)
だが、犯罪の裏には
殆
(
ほとん
)
ど例外なく恋がある。その犯罪の解決に当る探偵家が、恋知らずの
木念人
(
ぼくねんじん
)
でどうして
勤
(
つと
)
まるものぞ、とも云える。
魔術師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
なんという
木念人
(
ぼくねんじん
)
だろう、因業な寒鴉め、といったところで仕方もないかい。ときに爺さん、手間は取らさねえからそこいらまでいっしょに
歩
(
あゆ
)
びねえ。
股火鉢
(
またひばち
)
で
五合
(
ごんつく
)
とやらかそう。
夜行巡査
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
おれは妙だと思つての、両掛の行李を下げた儘、梯子口から下を覗いて見ると、広い土間のまん中にや、あの越後屋重吉と云ふ
木念人
(
ぼくねんじん
)
が、繩尻は柱に
括
(
くく
)
られながら、大あぐらをかいてゐやがる。
鼠小僧次郎吉
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
木念人(ぼくねんじん)の例文をもっと
(3作品)
見る
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
念
常用漢字
小4
部首:⼼
8画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
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