“木喰五行上人”の読み方と例文
読み方割合
もくじきごぎょうしょうにん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まさしくあれは木喰五行上人もくじきごぎょうしょうにんのお生れかわりに相違ない、五行上人が生れかわって有野村のお大尽の邸へお出ましになった——
大菩薩峠:35 胆吹の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
現に木喰五行上人もくじきごぎょうしょうにんのことなども、与八はいっこう知らない間に人が知らせてくれた。自分は武蔵の国から出て来て、いま隣国の甲斐の国にいることだけは知っている。
大菩薩峠:37 恐山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
かつて武州登戸のぼりとの丸山教の教祖様に似ていると感心させられたこともあり、木喰五行上人もくじきごぎょうしょうにんと比べられたこともありましたが、ここでは、鳩ヶ谷の三志様という人と比べられているのであります。
大菩薩峠:37 恐山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)