“肩(これ)” の例文
と怖々(こわ/″\)庭を見る途端に、叢雲(むらくも)が断(き)れて月があり/\と照り渡り、映(さ)す月影で見ると、生垣を割って出ましたのは、頭髪(かみ)は乱れて肩に掛り、頭蓋(あたま)は打裂(ぶっさ)けて面部(これ)から肩(これ)へ血だらけになり
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
と駈出して逃(にげ)る途端母親(おふくろ)が止め様とした機(はずみ)、田舎では大きな囲炉裏が切ってあります、上からは自在が掛って薬鑵(やかん)の湯が沸(たぎ)って居た処へ双(もろ)に反(かえ)りまして、片面(これ)から肩(これ)へ熱湯を浴びました。
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)