“一肩”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひとかた75.0%
いっけん25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
、もう一ぺんようく見きわめた上、宿役しゅくやくへお届け申すとしよう。相棒、時の災難だ、もう一肩ひとかた貸してくんねえ
大菩薩峠:02 鈴鹿山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
一肩ひとかたっても進じょうがの、対手あいてを一つ聞かなくては、のう。」「お願いです、身体からだもわるし、……実に弱りました。」「待たっせえ、何とかすべい。」お仏壇へ数珠を置くと
栃の実 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
田山白雲は、一肩いっけん画嚢がのうをひっさげて、ゆらりと船から桟橋へ飛び移りました。
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)