“画嚢”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
がのう85.7%
ぐわなう14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
奥羽第一の大河としての北上川の沿岸をぶらついているうちに、その風光を画嚢がのうに納めなければならない。
大菩薩峠:34 白雲の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
おかげで画嚢がのうはこのとおり。——
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
画料数百貫をあまし得て、駿馬一頭を伯楽し、それに馭して以て房州の海に帰り候はば欣快至極と存じ候へ共、これは当になり申さず、但し画嚢ぐわなうの方は、騰驤磊落とうじやうらいらく三万匹を以て満たされ居り候へば
大菩薩峠:32 弁信の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)