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画嚢
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がのう
ふりがな文庫
“
画嚢
(
がのう
)” の例文
奥羽第一の大河としての北上川の沿岸をぶらついているうちに、その風光を
画嚢
(
がのう
)
に納めなければならない。
大菩薩峠:34 白雲の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
おかげで
画嚢
(
がのう
)
はこの
通
(
とお
)
り。——
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
わが
画嚢
(
がのう
)
に従来なかった
土産物
(
みやげもの
)
を以て充たしめざるはないに相違ない——が、前途、路は遥かだ。
大菩薩峠:31 勿来の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
田山白雲は、興に乗じて
画嚢
(
がのう
)
をさぐり、矢立を取り出して写生図を作りはじめました。
大菩薩峠:28 Oceanの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
それから、もう一つは、本業たる画師としての
画嚢
(
がのう
)
を満たさんがために、
未
(
いま
)
だ見ざる名山大川に触れてみようというのと、持って生れた漂泊性を飽満せしめようとの本能もありました。
大菩薩峠:37 恐山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
▼ もっと見る
田山白雲は保田を立つ時、予期しなかった二つの
獲物
(
えもの
)
を
画嚢
(
がのう
)
に入れて立ちました。
大菩薩峠:23 他生の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
田山白雲は、
一肩
(
いっけん
)
の
画嚢
(
がのう
)
をひっさげて、ゆらりと船から桟橋へ飛び移りました。
大菩薩峠:23 他生の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
画
常用漢字
小2
部首:⽥
8画
嚢
漢検準1級
部首:⼝
18画
“画”で始まる語句
画
画家
画工
画布
画策
画餅
画師
画筆
画帖
画舫