“肩骨”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かたぼね75.0%
けんこつ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
振分ふりわけにして、比較的ひかくてきかるさうなのをかついでると、おもいのおもくないのと、おはなしにならぬ。肩骨かたぼねはメリ/\ひゞくのである。
其隣の馬は、節句の遊びに乗った親類の村蔵と云う男をね落して、肩骨かたぼねくじき、接骨医せっこついに二月も通わねばならぬ様の怪我をさせ、其為一家の予算に狂いが来て、予定の結婚が半歳も延ばされた。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
犬というものはその肩骨けんこつの構造から考えても、車をくようにできておらぬが、とにかく方々ほうぼうで行われている。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)