“けんこつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
顴骨60.0%
肩骨20.0%
𩪼骨20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
顴骨けんこつ高くなく骨腫弱なると十五、六の女の頭蓋骨なることを認め、心の内で貞子の頭蓋骨も此位のものであろうと思いました。
支倉事件 (新字新仮名) / 甲賀三郎(著)
犬というものはその肩骨けんこつの構造から考えても、車をくようにできておらぬが、とにかく方々ほうぼうで行われている。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
しばらく昏睡こんすい状患で横たわっていたが、見知りの村の衆に発見され、報告しらせによって弟やおいけつけ、しょって弟の家まで運んで来たのだったが、顔も石にひどくこすられたと見え、𩪼骨けんこつからほおへかけて
縮図 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)