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顴骨
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けんこつ
ふりがな文庫
“
顴骨
(
けんこつ
)” の例文
眼の大きく見えるのは、肉の落ちてゐるからであらう。左の頬にある大きな
黒子
(
ほくろ
)
は、その時でもはつきり見えた。その上
顴骨
(
けんこつ
)
が高い。
孤独地獄
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
顴骨
(
けんこつ
)
高くなく骨腫弱なると十五、六の女の頭蓋骨なることを認め、心の内で貞子の頭蓋骨も此位のものであろうと思いました。
支倉事件
(新字新仮名)
/
甲賀三郎
(著)
赤羽主任は、唇をヒクヒクと
痙攣
(
けいれん
)
させ、
顴骨
(
けんこつ
)
の筋肉を
硬
(
こわ
)
ばらせながら、主人に訊ねた。
電気風呂の怪死事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“顴骨”の意味
《名詞》
顴骨 (かんこつ、けんこつ)
ほおぼね。
(出典:Wiktionary)
顴
漢検1級
部首:⾴
26画
骨
常用漢字
小6
部首:⾻
10画