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旗幟
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はたじるし
ふりがな文庫
“
旗幟
(
はたじるし
)” の例文
袁尚は、
間一髪
(
かんいっぱつ
)
の危機を辛くものがれて、
中山
(
ちゅうざん
)
(河北省保定)方面へ逃げ走った。その時
印綬
(
いんじゅ
)
や
旗幟
(
はたじるし
)
まで捨てて行ったので、曹操の将士からよい物笑いにされた。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
七年前に死んだ、親父の形見の褌なんざ、親孝行の
旗幟
(
はたじるし
)
にもならないぜ
銭形平次捕物控:304 嫁の死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
武田
信廉
(
のぶかど
)
、原
隼人
(
はやと
)
、内藤修理、
菅沼刑部
(
すがぬまぎょうぶ
)
などの隊が見うけられ、左翼にも三千あまり武田信豊、山県
昌景
(
まさかげ
)
、小山田信茂、
跡部勝資
(
あとべかつすけ
)
などの
旗幟
(
はたじるし
)
が望まれ、また、右翼としては、穴山梅雪、馬場信房
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
山上山下の
旗幟
(
はたじるし
)
を見ても。
上杉謙信
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“旗幟”の意味
《名詞》
旗と幟。
表立って示す自分の立場や主張。
(出典:Wiktionary)
旗
常用漢字
小4
部首:⽅
14画
幟
漢検1級
部首:⼱
15画
“旗幟”で始まる語句
旗幟堂々
旗幟鮮明