“こゝろざ”の漢字の書き方と例文
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お前さんはまア其の非道をも思わず、圖書を思うこゝろざし、誠に夫を思う貞節、お前さんの志に免じて何うか圖書が改心するようにして遣りたい
わがこゝろざしゝ事我にのぞみし事と違へり、わが見んと思ひしはベアトリーチェにてわが見しは一人ひとりおきななりき、その衣は榮光の民の如く 五八—六〇
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
ゆふおはりての宵々よひ/\いゑいでては御寺參おんてらまい殊勝しゆしように、觀音くわんをんさまには合掌がつしようを申て、戀人こひびとのゆくすゑまもたまへと、おこゝろざしのほどいつまでもえねばいが。
ゆく雲 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)