“シル”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:しる
語句割合
55.6%
11.1%
11.1%
11.1%
11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
新漢イマキなる小丘ヲムレウヘに雲だにも シルくし彷彿タタば、何か嘆かむ(斉明天皇——同)
叙景詩の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
一、八角形ノ文字盤モジバンヲ有シ、其ノ下二振子函フリコバコアル柱時計ニシテ、文字盤の裏ニ赤キ「チョーク」ニテ3036ノ数字ヲシルシアルモノ。
二、ソノ色、黒褐色コッカッショク水甕ミズガメニシテ、底ヲサカサニスルト、赤キ「ペンキ」デ4084ノ数字ガシルサレタルモノ。
ここでは一個につき二フラン——瑞西スイツルフランだから、約一シルペンス——もすると、眼を丸くして話した善良な老婦人があったが、これも考えてみると、妻の誕生日贈物プレゼントに飛行機に飛行士をつけてやったり
踊る地平線:11 白い謝肉祭 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
軍奉行、長崎四郎左衛門ノジヨウ、実検シケルニ、執筆十二人ニテ、昼夜三日ノ間モ、筆ヲカズ、死者ノ名ヲシルセリトゾ
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
移転先は病院へも秘密にし、そして「俺ハ考ヘル所ガアツテ好キ勝手ナ生活ヲスル。干渉スルナ。居所ヲ調ベルト承知センゾ。昭和十二年九月十日午前二時シルス」といふ端書はがきを母と兄あてに書き送つた。
六白金星 (新字旧仮名) / 織田作之助(著)