こゝろざす)” の例文
ひとあれほどにてひとせいをば名告なのらずともとそしりしもありけれど、心安こゝろやすこゝろざすみちはしつて、うちかへりみるやましさのきは、これみな養父やうふ賜物たまものぞかし
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
かしらよりあしにいたるまでものこと/″\けものかはをもつてこれを作る。とほればさるにしてかほは人也。金革きんかくしきねにすとはかゝる人をやいふべき。此ものらがこゝろざす所は我国の熊にあり。