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衽
ふりがな文庫
“衽”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おくみ
80.0%
しきね
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おくみ
(逆引き)
「それそれその
衽
(
おくみ
)
は四寸にしてこう返して、イイエそうじゃありません、こっちよこしなさい、
二十歳
(
はたち
)
にもなッて、お嫁さまもよくできた、へへへへ」
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
袖付や
衽
(
おくみ
)
の皺が、苔でも置いたようなしっとりした
青味
(
あおみ
)
の
谷
(
たに
)
をつくって、いうにいえないいい味わい。……
姦(かしまし)
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
衽(おくみ)の例文をもっと
(4作品)
見る
しきね
(逆引き)
頭
(
かしら
)
より
足
(
あし
)
にいたるまで
身
(
み
)
に
着
(
き
)
る
物
(
もの
)
悉
(
こと/″\
)
く
獣
(
けもの
)
の
皮
(
かは
)
をもつてこれを作る。
遠
(
とほ
)
く
視
(
み
)
れば
猿
(
さる
)
にして
顔
(
かほ
)
は人也。
金革
(
きんかく
)
を
衽
(
しきね
)
にすとはかゝる人をやいふべき。此
者
(
もの
)
らが
志
(
こゝろざす
)
所は我国の熊にあり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
衽(しきね)の例文をもっと
(1作品)
見る
衽
漢検1級
部首:⾐
9画
“衽”を含む語句
左衽
衽先
右衽
衽下
衽前
“衽”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
山東京山
徳冨蘆花
壺井栄
久生十蘭
泉鏡花