“左衽”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひだりおくみ50.0%
サジン50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そんな事を考えなくてもただ鏡に映った顔をかけばいいと思ってやっているうちに着物の左衽ひだりおくみのところでまたちょっと迷わされた。
自画像 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
正閏如何の問題は別として、公平に批判すると、北朝は地は中原を占めて、人は左衽サジンの夷類である。南朝は地は島夷に屬して、人は衣冠の華族である。北齊の顏之推ガンシスヰは南北を比較して
晋室の南渡と南方の開発 (旧字旧仮名) / 桑原隲蔵(著)