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志
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し
ふりがな文庫
“
志
(
し
)” の例文
婦女子の精神
未
(
いま
)
だ堅固ならざる者を率いて有形の文明に導くは、その
居
(
きょ
)
を変ずるものなり。その居
既
(
すで
)
に変じてその
志
(
し
)
はいかに移るべきや。
日本男子論
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
木下君も来た、金子さんや真鍋さんも来てくれた。杉浦さんが学校の毛布を持って来てくれてその上へねかされた。そのうちに
志
(
し
)
んがやって来た。
病中記
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
詩になっていないことは自分でも万々知っているが、自分の「
志
(
し
)
」ではあった。その後へ、もう一筆加えて
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
将軍勇あり義あらバ、早く来りて一戦
志
(
し
)
、共にこゝ
路
(
ろ
)
よきお致さん。
手紙:098 慶応三年九月初旬 佐々木高行あて
(新字旧仮名)
/
坂本竜馬
(著)
従兄妹
(
いとこ
)
同
志
(
し
)
で
恋
(
こひ
)
し合つて、青木さんの
境遇
(
きやうぐう
)
にすれば
多少
(
たせう
)
早過
(
はやす
)
ぎもしたのであつたが、
互
(
たがひ
)
に
思
(
おも
)
ひつめた
若々
(
わか/\
)
しい
熱情
(
ねつじやう
)
のまゝに
思
(
おも
)
ひ
切
(
き
)
つて
結婚生活
(
けつこんせいくわつ
)
にはいつた二人は、まる三年
間
(
かん
)
を
※
(
へ
)
たその
頃
(
ころ
)
になつて
夢
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
▼ もっと見る
序
(
ついで
)
にわたくしたち女の為に
志
(
し
)
るこ屋からみつ豆を運び込ませました。
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
然るに今日において、未だ男子の
奔逸
(
ほんいつ
)
を
縛
(
ばく
)
するの縄は得ずして、先ずこの良家の婦女子を
誘
(
いざの
)
うて有形の文明に入らしめんとす、果たして危険なかるべきや。
居
(
きょ
)
は
志
(
し
)
を移すという。
日本男子論
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
“志”の意味
《名詞》
(こころざし)何かをしたいと思うこと。特に、将来に対する希望や願望をかなえようとする決意。
(出典:Wiktionary)
志
常用漢字
小5
部首:⼼
7画
“志”を含む語句
意志
同志
志望
志操
御志
志斐嫗
芳志
中臣志斐媼
首里天加那志
御芳志
女同志
同志討
所志
立志
志都
篤志
志賀
聊斎志異
高志
志願
...