“避病院”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひびょういん83.3%
ひびやうゐん16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(ここは何かの寄宿舎きしゅくしゃか。そうでなければ避病院ひびょういんか。とにかく二階にどうもまだだれのこっているようだ。一ぺん見て来ないと安心あんしんができない。)
ガドルフの百合 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
とっちゃん! なんとかして医者を呼ぼうかね? なんならだれかに頼んで、いっそのこと避病院ひびょういんにでも入るようにしてもらったらどんなものかね?」
或る嬰児殺しの動機 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
をひ長吉ちやうきち釣台つりだいで、今しも本所ほんじよ避病院ひびやうゐんに送られやうとさわぎ最中さいちゆうである。
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)