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がつ
一休さんは、
応永元年一
月一日、
将軍義満が、その
子義持に
職をゆずった
年、
南朝の
後小松天皇を
父とし、
伊予局を
母として
生れました。
「
始め
秦、
周と
合して
離れ、
離れて五百
歳にして
復た
合し、
合して七十
歳にして
霸王たる
者出でん」と
曰ふ
或ひは
一一二山
賤の
椎柴をおほひて雨露を
凌ぎ、
終に
擒はれて此の嶋に
謫られしまで、皆
義朝が
姦しき
計策に
困められしなり。