“大槻如電”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおつきにょでん50.0%
おおつきじょでん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
数年前に大槻如電おおつきにょでんさんが浅草北清島町きたきよじまちょう報恩寺内専念寺にある重兵衛の墓にもうでて、忌日きにちに墓に来るものは河竹新七かわたけしんしち一人だということを寺僧に聞いた。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
ここに中井敬所なかいけいしょ大槻如電おおつきにょでんさんに語ったという一の事実があって、これが証につるに足るのである。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
わがしばしば草履をそろへ茶を汲みてせし楽屋のお客様には大槻如電おおつきじょでん永井素岳ながいそがくなどありけり。
書かでもの記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)