“大槻玄沢”の読み方と例文
読み方割合
おおつきげんたく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わけても陽明学を好み、傍ら大槻玄沢おおつきげんたくの弟子杉田忠恕ちゅうじょの邸へ通って蘭学を修めようというのだから鷹にしても上の部だ。
大鵬のゆくえ (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
寛政十一年(1799)出版の大槻玄沢おおつきげんたく磐水はんすい)の著『蘭説弁惑らんせつべんわく』に図入りで出ている。そしてその油すなわちオリーブ油をホルトガルの油と呼んだ。
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
老年になるに従って自分の手ではそれを果たすことが困難になって来たので、そこで門人の大槻玄沢おおつきげんたく依嘱いしょくしてこの仕事を行うことに決心したのでした。
杉田玄白 (新字新仮名) / 石原純(著)