“くぼみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
33.3%
33.3%
凹所13.3%
凹処6.7%
凹味6.7%
窪味6.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
薄いくちびるが両方のはじで少しかえって、その反り返った所にちょっとくぼみを見せている。
永日小品 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
岩下或は渓間に一小屋せうおくを構臼を長柄杵ながえぎね(大坂踏杵ふみきね也)を設け、人のふむべき処にくぼみをなして屋外に出す。泉落て凹処降る故、たちまち水こぼる。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
あまりみたれば、一ツおりてのぼる坂のくぼみつくばいし、手のあきたるまま何ならむ指もて土にかきはじめぬ。
竜潭譚 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
あまりみたれば、一ツおりてのぼる坂のくぼみつくばひし、手のあきたるままなにならむ指もて土にかきはじめぬ。
竜潭譚 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
隣室をくぎった垂帳たれまくのふっくりとした襞の凹所くぼみは紫水晶のそれのような微妙な色彩いろあいをつけ出した。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
やわらかい敷物しきものきつめられてり、そして正面しょうめんたなたいにできた凹所くぼみ神床かんどこ
高低さだまらざる石の多い路の凹処くぼみには、水が丸で洪水こうずゐ退いた跡でもあるかのやうに満ち渡つて
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
井戸のように深くなった凹味くぼみの底へと
鼻の附け根には窪味くぼみがなくて、額からすぐに、盛りあがっている。
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)