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くぼみ
ふりがな文庫
“くぼみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
凹
33.3%
窪
33.3%
凹所
11.1%
凹処
5.6%
凹味
5.6%
凹間
5.6%
窪味
5.6%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
凹
(逆引き)
井深はじっとその口元を見つめた。全く
画工
(
えかき
)
の光線のつけ方である。薄い
唇
(
くちびる
)
が両方の
端
(
はじ
)
で少し
反
(
そ
)
り
返
(
かえ
)
って、その反り返った所にちょっと
凹
(
くぼみ
)
を見せている。
永日小品
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
くぼみ(凹)の例文をもっと
(6作品)
見る
窪
(逆引き)
あまり
倦
(
う
)
みたれば、一ツおりてのぼる坂の
窪
(
くぼみ
)
に
踞
(
つくば
)
いし、手のあきたるまま何ならむ指もて土にかきはじめぬ。さという字も出来たり。くという字も書きたり。
竜潭譚
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
くぼみ(窪)の例文をもっと
(6作品)
見る
凹所
(逆引き)
隣室を
劃
(
くぎ
)
った
垂帳
(
たれまく
)
のふっくりとした襞の
凹所
(
くぼみ
)
は紫水晶のそれのような微妙な
色彩
(
いろあい
)
をつけ出した。
沙漠の古都
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
くぼみ(凹所)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
凹処
(逆引き)
娘の
唄
(
うた
)
を歌ひながら一心に
機
(
はた
)
を
織
(
おつ
)
て居る小屋など、一つ/\
顕
(
あら
)
はれるのを段々先へ先へと歩いて行くと、高低
定
(
さだま
)
らざる石の多い路の
凹処
(
くぼみ
)
には、水が丸で
洪水
(
こうずゐ
)
の
退
(
ひ
)
いた跡でもあるかのやうに満ち渡つて
重右衛門の最後
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
くぼみ(凹処)の例文をもっと
(1作品)
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凹味
(逆引き)
毒虫をも恐れず草を踏み分けながらその方へ
歩寄
(
あゆみよ
)
った時、柳の蔭には山の手の高台には思いも掛けない
蘆
(
あし
)
の茂りが夕風にそよいでいて、井戸のように深くなった
凹味
(
くぼみ
)
の底へと
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
くぼみ(凹味)の例文をもっと
(1作品)
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凹間
(逆引き)
金が
蔵
(
しま
)
ってあるに相違ない櫃の在りどころや、その他寝台が
凹間
(
くぼみ
)
の中にあること、硝子戸のついた抽斗沢山の大きな衣裳戸棚にも、相当金目のものが入っているらしいということまで
空家
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
くぼみ(凹間)の例文をもっと
(1作品)
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窪味
(逆引き)
鼻の附け根には
窪味
(
くぼみ
)
がなくて、額からすぐに、盛りあがっている。小鼻が小さくて食い上がっている。で、そのために高い鼻が、完全の
鉤鼻
(
かぎばな
)
をなしている。
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
くぼみ(窪味)の例文をもっと
(1作品)
見る
“くぼみ”の意味
《名詞》
くぼみ【窪み、洼み】
くぼんでいること。くぼんでいる場所。くぼんている部分。へこみ。くぼ。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
くぼ
おう
しゃく
なかくぼ
ひく
へこ
へた
へっこ
ヘコ
あふしよ