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へこ
ふりがな文庫
“へこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ヘコ
語句
割合
凹
84.5%
兵児
7.0%
閉口
3.9%
兵古
2.3%
屁古
1.6%
兵子
0.8%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
凹
(逆引き)
ガラッ八の
凹
(
へこ
)
む顔を見て、女は始めて微笑みましたが、そのまま物優しく小腰を屈めると、
踵
(
きびす
)
を返して竹屋の渡しの方へ急ぎます。
銭形平次捕物控:040 大村兵庫の眼玉
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
へこ(凹)の例文をもっと
(50作品+)
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兵児
(逆引き)
白っぽい
浴衣
(
ゆかた
)
に
兵児
(
へこ
)
帯をしめ、田舎臭い円顔に
口髯
(
くちひげ
)
を
生
(
はや
)
した年は五十ばかり。手には風呂敷に包んだものを持っている。
濹東綺譚
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
へこ(兵児)の例文をもっと
(9作品)
見る
閉口
(逆引き)
私は笑うんじゃないと自分自身を
叱
(
しか
)
りつけたけれども、私の中の、小さな悪戯好きの悪魔が、そんなことには
閉口
(
へこ
)
たれないで私をくすぐった。
二銭銅貨
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
へこ(閉口)の例文をもっと
(5作品)
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▼ すべて表示
兵古
(逆引き)
つんつるてんの
飛白
(
かすり
)
の
筒
(
つつ
)
っぽに、白木綿の
兵古
(
へこ
)
帯を太く巻いた大男が、
茶筌
(
ちゃせん
)
あたまを振り立てて、そこらで根から抜いて土のついてる六尺ほどの若木を
獲物
(
えもの
)
に渡り合うのにも
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
へこ(兵古)の例文をもっと
(3作品)
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屁古
(逆引き)
「……佐原屋といえば、こんどの禁制でいちばん手いたい目にあった組だ。一万斤の生糸の売渡しが破談になったばかりか、そのためにトーマス商会と訴訟になり、その談判に一日の通弁料が百両という仕あわせでは、いかに佐原屋でも
屁古
(
へこ
)
たれたこったろう」
顎十郎捕物帳:14 蕃拉布
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
へこ(屁古)の例文をもっと
(2作品)
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兵子
(逆引き)
涼風のそよぐ夏の夕方なぞ
白絣縮緬
(
しろがすりちりめん
)
の
兵子
(
へこ
)
帯をしめた若い文士の姿がいつも杉垣の中に、大勢の従姉妹達に包まれて見えた。
若芽
(新字旧仮名)
/
島田清次郎
(著)
へこ(兵子)の例文をもっと
(1作品)
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