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兵古
ふりがな文庫
“兵古”の読み方と例文
読み方
割合
へこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
へこ
(逆引き)
その
兵古
(
へこ
)
帯の上に、思いもかけぬ、福よかな肉の隆起があって、あっ、と思うほど、柔らかく、暖かく、悩ましく、顫える指さきを、吸盤のように奪うのだった。
夢鬼
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
つんつるてんの
飛白
(
かすり
)
の
筒
(
つつ
)
っぽに、白木綿の
兵古
(
へこ
)
帯を太く巻いた大男が、
茶筌
(
ちゃせん
)
あたまを振り立てて、そこらで根から抜いて土のついてる六尺ほどの若木を
獲物
(
えもの
)
に渡り合うのにも
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
花模様の
単衣
(
ひとえ
)
物に、寝たり起きたりするために
兵古
(
へこ
)
帯を胸高に締めているのが、いかにも
生々
(
ういうい
)
しく見え、その可愛いい唇は喀血のあとのように、鮮やかに濡れていて眼は大きな黒眼をもち
蝱の囁き:――肺病の唄――
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
兵古(へこ)の例文をもっと
(3作品)
見る
兵
常用漢字
小4
部首:⼋
7画
古
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
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