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古兵
ふりがな文庫
“古兵”の読み方と例文
読み方
割合
ふるつわもの
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふるつわもの
(逆引き)
心に潔しとしない事に、名刺一枚御荷担は申兼ぬる、と若武者だけに
逸
(
はや
)
ってかかると、その分は百も
合点
(
がってん
)
で、戦場往来の
古兵
(
ふるつわもの
)
。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
年
(
とし
)
は
老
(
と
)
るべきもの
流石
(
さすが
)
古兵
(
ふるつわもの
)
の
斥候
(
ものみ
)
虚実の見所誤らず
畢竟
(
ひっきょう
)
手に
仕業
(
しわざ
)
なければこそ余計な心が働きて
苦
(
くるし
)
む者なるべしと考えつき、
或日
(
あるひ
)
珠運に向って、此日本一果報男め、
聞玉
(
ききたま
)
え我昨夜の夢に
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
何して、いい工合に、と独りで気を揉んだそうですが、さて口へ出そうとすると、何となく、気高い、神々しい処があって、戦場往来の
古兵
(
ふるつわもの
)
が、却って、武者ぶるいで
一言
(
ひとこと
)
も出んのだそうで。
式部小路
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
古兵(ふるつわもの)の例文をもっと
(3作品)
見る
古
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
兵
常用漢字
小4
部首:⼋
7画
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