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鉤鼻
ふりがな文庫
“鉤鼻”の読み方と例文
読み方
割合
かぎばな
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かぎばな
(逆引き)
するとすぐ眼の前に、みっともない皺くちゃの泣き腫らした顔が見え、その隣には
鉤鼻
(
かぎばな
)
で
頤
(
おとがい
)
の尖った、歯の一本もない老婆の顔が見えた。
女房ども
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
頭を深く胸の上に垂れているので、ほとんど眼は見えないが、頭を垂れているために重たげな広い額とがっちりした
鉤鼻
(
かぎばな
)
とがくっきりと目立つ。
城
(新字新仮名)
/
フランツ・カフカ
(著)
主人は痩せた小柄の老人で、
鉤鼻
(
かぎばな
)
の眼のひかった男で、そこらに何か落とし物はないかと休みなしにその眼をきょろつかせているような人物であった。
世界怪談名作集:16 鏡中の美女
(新字新仮名)
/
ジョージ・マクドナルド
(著)
鉤鼻(かぎばな)の例文をもっと
(9作品)
見る
鉤
漢検準1級
部首:⾦
13画
鼻
常用漢字
小3
部首:⿐
14画
“鉤”で始まる語句
鉤
鉤形
鉤裂
鉤縄
鉤鎌
鉤爪
鉤金
鉤穴
鉤手
鉤曳
“鉤鼻”のふりがなが多い著者
アレクサンドル・セルゲーヴィチ・プーシキン
ジョージ・マクドナルド
嘉村礒多
フランツ・カフカ
吉行エイスケ
エドガー・アラン・ポー
小栗虫太郎
アントン・チェーホフ
国枝史郎