“鉤穴”の読み方と例文
読み方割合
かぎあな100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれ教へしが如して、旦時あしたに見れば、針をつけたるは、戸の鉤穴かぎあなよりき通りて出で、ただのこれる一二は、三勾みわのみなりき。
依つて教えた通りにして、朝になつて見れば、針をつけた麻は戸の鉤穴かぎあなから貫け通つて、殘つた麻はただ三輪だけでした。