“三勾”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みわ50.0%
ミワ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれ教へしが如して、旦時あしたに見れば、針をつけたるは、戸の鉤穴かぎあなよりき通りて出で、ただのこれる一二は、三勾みわのみなりき。
かれその三勾みわのこれるによりて、其地そこに名づけて美和みわといふなり。この意富多多泥古の命は、みわの君、鴨の君が祖なり。
教えし如して、且時に見れば針著たりし麻は、戸の鉤穴より控通り出て、唯遺れる麻は三勾ミワのみなりき。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)