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かぎばな
ふりがな文庫
“かぎばな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
鉤鼻
56.3%
鈎鼻
18.8%
鍵鼻
18.8%
釣鼻
6.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鉤鼻
(逆引き)
頭を深く胸の上に垂れているので、ほとんど眼は見えないが、頭を垂れているために重たげな広い額とがっちりした
鉤鼻
(
かぎばな
)
とがくっきりと目立つ。
城
(新字新仮名)
/
フランツ・カフカ
(著)
かぎばな(鉤鼻)の例文をもっと
(9作品)
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鈎鼻
(逆引き)
小男の二等運転手は
鈎鼻
(
かぎばな
)
をコスリコスリ
下手
(
へた
)
な日本語で云った。
幽霊と推進機
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
かぎばな(鈎鼻)の例文をもっと
(3作品)
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鍵鼻
(逆引き)
その鼻はいわゆる
鍵鼻
(
かぎばな
)
で、ひと
度
(
たび
)
は精一杯高くなって見たが、これではあんまりだと中途から
謙遜
(
けんそん
)
して、先の方へ行くと、初めの勢に似ず垂れかかって、下にある唇を
覗
(
のぞ
)
き込んでいる。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
かぎばな(鍵鼻)の例文をもっと
(3作品)
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釣鼻
(逆引き)
天幕
(
テント
)
の前、象だ、象の子だ、小いさい、背中に金と赤との印度織りの鞍掛けを着せられて、垂れ下った両耳の、長い灰いろの
釣鼻
(
かぎばな
)
を
揺
(
ゆ
)
っては振り振り客呼びしてる。
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
かぎばな(釣鼻)の例文をもっと
(1作品)
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“かぎばな”の意味
《名詞》
鼻柱が鉤のように鋭く尖っていること。
平安時代大和絵の顔の描写のしかたの一つ。
(出典:Wiktionary)