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中窪
ふりがな文庫
“中窪”の読み方と例文
読み方
割合
なかくぼ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なかくぼ
(逆引き)
ウェーヴを
弾
(
は
)
ね
除
(
の
)
けた額は、円くぽこんと盛上って、それから下は、大きな鼻を除いて、
中窪
(
なかくぼ
)
みに見えた。
顎
(
あご
)
が張り過ぎるように目立った。
河明り
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
馬の背に立つ
巌
(
いわお
)
、狭く鋭く、
踵
(
くびす
)
から、
爪先
(
つまさき
)
から、ずかり
中窪
(
なかくぼ
)
に削った
断崖
(
がけ
)
の、見下ろす
麓
(
ふもと
)
の白浪に、
揺落
(
ゆりおと
)
さるる
思
(
おもい
)
がある。
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
籔は中途まで進むと
中窪
(
なかくぼ
)
みになつてゐた。筍を避け枯笹を踏んで四五間も進んでから振り返ると通つて来た竹籔が頭の上にあつた。舟底のやうな窪地だつた。
籔のほとり
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
中窪(なかくぼ)の例文をもっと
(7作品)
見る
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
窪
漢検準1級
部首:⽳
14画
“中”で始まる語句
中
中央
中間
中空
中々
中宮
中旬
中心
中原
中風
“中窪”のふりがなが多い著者
泉鏡花
吉川英治
森鴎外
岡本かの子
牧野信一