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『籔のほとり』
ふりがな文庫
『
籔のほとり
(
やぶのほとり
)
』
どうして此処の座敷の欄間にはあのやうな扇があんな風に五つも六つもかゝげてあるんだらう!装飾の意味にしてはあくどすぎる!何となくわけあり気に見えるではないか? それにしてもあれは一体何に使ふものなのだらうか?扇子には違ひないが、あれを扇子に使 …
著者
牧野信一
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「新潮 第二十四巻第七号(七月号)」新潮社、1927(昭和2)年7月1日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約31分(500文字/分)
朗読目安時間
約52分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
戦
(
いく
)
分
(
ふん
)
仰向
(
あをむ
)
面目
(
スタイル
)
型
(
かたち
)
如何
(
どう
)
称
(
い
)
甲冑
(
よろひかぶと
)
降
(
お
)
釣床
(
ハンモツク
)
称
(
よ
)
楽
(
らく
)
此処
(
こゝ
)
朝
(
あした
)
空堀
(
からほり
)
翳扇
(
かざしおふぎ
)
翼
(
はね
)
魚
(
さかな
)
面
(
おもて
)
中窪
(
なかくぼ
)
身装
(
みなり
)
梅雨
(
つゆ
)
微風
(
そよかぜ
)
吾家
(
うち
)
他人
(
ひと
)