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笑窪
ふりがな文庫
“笑窪”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
えくぼ
72.2%
ゑくぼ
27.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えくぼ
(逆引き)
と、やけに聴えぬ程度に呟いて、アバタの上に
笑窪
(
えくぼ
)
を泛べたりしていたので、佐助は阿諛の徒以上に好かれ、城中の女共の中には
猿飛佐助
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
其夜の夢に
逢瀬
(
おうせ
)
平常
(
いつも
)
より嬉しく、胸あり
丈
(
た
)
ケの
口説
(
くぜつ
)
濃
(
こまやか
)
に、恋
知
(
しら
)
ざりし珠運を
煩悩
(
ぼんのう
)
の
深水
(
ふかみ
)
へ導きし
笑窪
(
えくぼ
)
憎しと云えば、
可愛
(
かわゆ
)
がられて喜ぶは浅し
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
笑窪(えくぼ)の例文をもっと
(13作品)
見る
ゑくぼ
(逆引き)
栄養不良らしい青い顔をして、そりの強い眼鏡を掛けてゐてオドオドした娘だつたが、楢雄が行くたび首筋まで
赧
(
あか
)
くして、にこつと笑ふと、
笑窪
(
ゑくぼ
)
があつた。
六白金星
(新字旧仮名)
/
織田作之助
(著)
宿屋や
珈琲店
(
カフエー
)
へ入ると、女給仕が急に
飴
(
あめ
)
ちよこのやうな甘い
笑窪
(
ゑくぼ
)
を見せてちやほやしてくれた。
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
笑窪(ゑくぼ)の例文をもっと
(5作品)
見る
“笑窪(えくぼ)”の解説
えくぼ(笑窪、靨、ゑくぼ)は、人が笑うとき、頬にできる小さなくぼみのこと。
(出典:Wikipedia)
笑
常用漢字
小4
部首:⽵
10画
窪
漢検準1級
部首:⽳
14画
“笑窪”の関連語
靨
“笑”で始まる語句
笑
笑顔
笑止
笑談
笑靨
笑声
笑顏
笑聲
笑止千万
笑味
“笑窪”のふりがなが多い著者
近松秋江
清水紫琴
薄田泣菫
有島武郎
石川啄木
織田作之助
佐々木味津三
幸田露伴
国枝史郎
吉川英治