“難波宮”の読み方と例文
読み方 | 割合 |
---|---|
なにわのみや | 100.0% |
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“難波宮”の解説
難波宮(なにわのみや)は、現在の大阪府大阪市中央区にあたる地域に造営された、古代宮殿の総称。古墳時代の応神天皇の行宮である難波大隈宮や、大王(オオキミ)と呼称された倭国の首長で河内王朝の始祖とされる仁徳天皇の宮居である難波高津宮、飛鳥時代から奈良時代、再び難波(現在の大阪市)に都が戻り法円坂周辺に造営された宮殿群を指す。645年から793年までの約150年間の都であった。天皇の住まい、政治、儀式の場を明確化した構造は難波宮が最初であり、後の宮にも採用された。また、難波宮から日本という国号、元号の使用が始まったとされ、孝徳天皇は改新の詔を発し、その第2条で初修京師として難波宮を日本初の首都とした。仁徳天皇の難波高津宮も、難波宮が造営された地域の周辺にあったとする説が有力とみなされている。現在の大阪市中央区大手前にある宮殿遺構は、「難波宮跡 附 法円坂遺跡」の名称で国の史跡に指定されている。
(出典:Wikipedia)
(出典:Wikipedia)