“鑵炊”の読み方と例文
読み方割合
かまた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
主人はもと船乗りで、子供の頃から欧洲航路の船に雇はれて、鑵炊かまたきをしたり、食堂の皿洗ひをしたりコックをしたりしたが、四十の歳に陸へ上つて、京都の吉田で洋食屋をはじめた。
木の都 (新字旧仮名) / 織田作之助(著)