“不精無精”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふしょうぶしょう66.7%
ふしやうぶしやう16.7%
ふしようぶしよう16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むこうにも家が見える。その上には鉛色なまりいろの空が一面に胃病やみのように不精無精ふしょうぶしょうに垂れかかっているのみである。余は首を縮めて窓より中へ引き込めた。
カーライル博物館 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
しか宗助そうすけ興味きようみたない叔父をぢところへ、不精無精ふしやうぶしやうにせよ、ときたま出掛でかけてくのは、たん叔父をぢをひ血屬けつぞく關係くわんけいを、世間並せけんなみこたへるための義務心ぎむしんからではなくつて、いつか機會きくわいがあつたら
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)