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『この握りめし』
ふりがな文庫
『
この握りめし
(
このにぎりめし
)
』
増田健次は復員すると間もなく警察官を志願し、今ではもう制服も身についた一人前の駐在さんになつていた。郷里は宮城県の田舎であるが、両親はもうなく、ずつと年の違う兄が後をついで僅かばかりの土地を耕している。彼は元来なら本籍地に勤務するはずなのを …
著者
岸田国士
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「日光 第三巻第一号」1950(昭和25)年1月1日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約28分(500文字/分)
朗読目安時間
約46分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
滞
(
とゞこお
)
奴
(
やつこ
)
吐
(
ぬ
)
年
(
どし
)
費
(
ついや
)
巡
(
まわ
)
蘇
(
よみが
)
慌
(
あわただ
)
昨夜
(
ゆうべ
)
道
(
みち
)
距
(
へだ
)
虜
(
とりこ
)
紊
(
みだ
)
炬燵
(
こたつ
)
流行
(
はや
)
楡
(
にれ
)
札
(
ふだ
)
今朝
(
けさ
)
斥
(
しりぞ
)
悉
(
ことごと
)
岐
(
わか
)
家
(
うち
)
妾
(
めかけ
)
同
(
おな
)