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出不精
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でぶしょう
ふりがな文庫
“
出不精
(
でぶしょう
)” の例文
「おや、銭形の親分、よく来てくれたね。
出不精
(
でぶしょう
)
の親分のことだから、どうかと思って心配したが」
銭形平次捕物控:211 遠眼鏡の殿様
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
昼食後一時間位、
転寝
(
うたたね
)
をする事があるが、これをすると頭の
工合
(
ぐあい
)
の大変よいように思う。
出不精
(
でぶしょう
)
の方で余り出掛けぬが、時々散歩はする。俗用で外出を
已
(
や
)
むなくされる事も、
偶
(
たま
)
には無いではない。
文士の生活:夏目漱石氏-収入-衣食住-娯楽-趣味-愛憎-日常生活-執筆の前後
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
今でこそ
出不精
(
でぶしょう
)
でいらっしゃるが、若いうちはずいぶん旅をなされたもので、度胸もおありになるし、剣術や、槍や、柔術までも相当に御稽古を積んでいらっしゃる——それにおともの若いものも
大菩薩峠:36 新月の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
第一、あの
出不精
(
でぶしょう
)
な夫の姿の見えないのがいぶかしかった。
お勢登場
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
「下町の人間は
出不精
(
でぶしょう
)
だからな」
追いついた夢
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
“出不精”の意味
《名詞》
外出することを嫌うこと。また、そのようなさまや人。
(出典:Wiktionary)
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
精
常用漢字
小5
部首:⽶
14画
“出”で始まる語句
出
出来
出入
出鱈目
出來
出会
出立
出逢
出掛
出雲