“不精鬚”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぶしょうひげ66.7%
ぶしやうひげ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あのおしゃれな人が、軍服のようなカーキ色の詰襟つめえりの服を着て、頭は丸坊主で、眼鏡も野暮やぼな形のロイド眼鏡で、そうして顔色は悪く、不精鬚ぶしょうひげやし、ほとんど別人の感じであった。
女神 (新字新仮名) / 太宰治(著)
この地方の新聞社の記者だと称する不精鬚ぶしょうひげをはやした顔色のわるい中年の男がやって来て、あなたは今の東北帝大医学部の前身の仙台医専を卒業したお方と聞いているが、それに違いないか
惜別 (新字新仮名) / 太宰治(著)
前々日の深酒や雪風の中を歩いたのが影響したのであらうか、「高等乞食」は、珍しく不精鬚ぶしやうひげを延ばして、床についてゐた。熱もあつたし、力弱い咳もつづけさまにするのだ。
大凶の籤 (新字旧仮名) / 武田麟太郎(著)