貴女方あんたがた)” の例文
「これは緑青と群青やで。どつちやも高い絵具やが、貴女方あんたがたはお弟子やさかい、やすう負けといて一度分五銭にしときまつさ。」
だがねお八重さん、お定さんもだ、まあよつく考へてみるこつたね。俺は奈何でも構はねえが、彼方へ行つてから後悔あとくやみでもする樣ぢや、貴女方あんたがた自分のこつたからね。
天鵞絨 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
だがねえお八重さん、お定さんもだ、まあよつく考へて見るこつたね。俺は奈何どうでも構はねえが、彼方へ行つてから後悔でもする様ぢや、貴女方あんたがた自分のこつたからね。
天鵞絨 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)