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水面
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みなも
ふりがな文庫
“
水面
(
みなも
)” の例文
あたかもらんまんたる桜の枝が
水面
(
みなも
)
に映っているような、ほんのりと桜色に色づいた顔に、そよ吹く春風をあしらうような
媚
(
こび
)
を見せ
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
利鎌
(
とがま
)
のような月影が大川端の
水面
(
みなも
)
に冴えて、河岸の柳も筑波颪に斜めに
靡
(
なび
)
くころであった。
釘抜藤吉捕物覚書:01 のの字の刀痕
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
早く早くと水と水とが押合う為めか、
水面
(
みなも
)
に一種の
燐光
(
りんこう
)
が
漂
(
ただよ
)
って物凄い。急に寒くなった。お母さんは乃公を
確乎
(
ぎゅっ
)
と捉えている。何程無鉄砲でも、此んな処へ飛び込むものか。
いたずら小僧日記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
宗業は、塀の外をしばらくぶらぶらしていたが、やがて、
鍛冶
(
かじ
)
ヶ
池
(
いけ
)
のそばへ行って、雑草の中の石に、腰をおろし、
鮒
(
ふな
)
かなにか、
水面
(
みなも
)
をさわがしている魚紋に
見恍
(
みと
)
れていた。時々、顔を上げて
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
雑魚
(
ざこ
)
一
疋
(
ぴき
)
懸
(
かか
)
らない、万一や網でも損じてはいぬかと、調べてみたがそうでも無い、
只管
(
ひたすら
)
不思議に思って
水面
(
みなも
)
を
見詰
(
みつめ
)
ていると、何やら大きな魚がドサリと網へ
引掛
(
ひっかか
)
った、その
響
(
ひびき
)
は
却々
(
なかなか
)
尋常で
無
(
なか
)
った
枯尾花
(新字新仮名)
/
関根黙庵
(著)
▼ もっと見る
グラスメヤア
(三)
の
水面
(
みなも
)
にも
天地有情
(旧字旧仮名)
/
土井晩翠
(著)
一片の落花峰より
水面
(
みなも
)
まで
七百五十句
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
“水面”の意味
《名詞》
水面(すいめん / みなも)
水の表面。水とその上の空間との境界面付近のうち、水の部分。
(出典:Wiktionary)
“水面”の解説
水面(すいめん、 en: water surfacesurface waterではないことに留意。英語でsurface waterと言うのは、地表にある水(表流水)のことであり、地下水と対比される。)とは、水の表面のことである。「みなも」「みのも」とも。
(出典:Wikipedia)
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
“水面”で始まる語句
水面上