“曹嵩”の読み方と例文
読み方割合
そうすう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こんな悪謀がささやかれているとは知らず、曹嵩そうすうは、肥えた愛妾と共に、寺の一室でよく眠っていた。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
迎えをうけて、曹操の父親の曹嵩そうすうは、夢かとばかり歓んだ。それと共に、周囲へ向って
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
生れは沛国譙郡はいこくしょうぐん(安徽省・毫県)の産であるが、その父曹嵩そうすうは、宮内官たりし職を辞して、早くから野に下り、今では陳留ちんりゅう(河南省・開封の東南)に住んでいて、老齢だがなお健在であった。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)